1991年、ポストモダンの爛熟期に発表されたArtemide「NESTORE LETTURA」です。日本での取り扱いはヤマギワでした。
デザイナーはCarlo Forcolini 。カスティリオーニやヴィコ・マジストレッティのデザイン事務所で働いた作家性の強いデザイナーです。
金属の球体によってバランスを取るフロアスタンドです。有機的にカーブする支柱やこだわり抜かれた三角錐のシェードなどはイタリアのプロダクトならではですが、それでいて稼働性の高さや支柱についた調光機など機能性にも秀でています。
「TAVOLO」と「LETTURA」の2つのサイズの展開でした(後にあまりに巨大な「Terra」が加わります)。こちらは小さな方の「TAVOLO」です。たっぷりと空間を取って、モダンな椅子の隣に添えるような使い方をお勧めいたします。
支柱に塗装の剥がれがございます。
写真のとおり全体的には綺麗な状態かとおもいます。
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